30代子育て中サラリーマンによる~積立&ほったらかし投資日記~

2017年終盤から投資と二児のパパになりました。NISAやiDeCoでの投資の記録、そして、日々の子育て等の記録を残していきます。

個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)を始めるのは何歳までか。

 ポポタです。

 

 通称iDeCoについて、もう一度考えてみたいと思います。

 iDeCoを始めるのは、何歳までか・・・

 結論は、59歳でも始めた方がよい!です。

 

 iDeCoとは

 iDeCo(個人型確定拠出年金)|SBI証券

とあるように、主に次のような特徴があります。

・投資額全額が住民税と所得税の控除の対象

・運用収益が全額非課税

・退職金や年金として所得控除の対象

 

 まずは、住民税や所得税の控除、そして運営収益について

 これは、説明するよりも実際にシミュレーションしてもらったほうがわかりやすいでしょう。 

 iDeCo加入者診断

 あなたの年齢や勤務先等で入力してみてください。

 運用益はバランスファンドで3%、株式のみで6~9%くらいと言われています。

 資料や計算開始時期で少しズレますが、大体で構いません。

 いかがでしたか?かなり税金でお得になります。

 

 そして受取時には

・一時金の場合は

    退職所得控除

・年金受取の場合は

    公的年金等控除

がそれぞれ受けられます。
 一時金受取の場合の退職所得控除については、

・掛金の拠出期間が20年以下なら

    40万円×拠出年数(最低80万円)

・20年を超えているのなら

    800万円+70万円×(拠出年数-20年)

で計算できます。

 年金受取の場合は雑所得扱いとなり「公的年金等控除」を差し引くことができます。

 課税対象には公的年金企業年金等も含まれます。

 

とちょっと複雑ではありますが、税制面ではかなり優遇されている制度です。

 

 ちょっと待て待て、おいしいだけじゃないでしょう。と思われた方、そのとおりです。

 メリットがあれば、デメリットもあります。

 デメリットは以下の通りです。

・掛け金が決められている。

・手数料や管理料がかかる。

・原則60歳まで解約できない。

 

 最低掛け金は全対象者共通の5000円です。

 この金額をどう感じるかは個人差があると思いますが、あとで記載する手数料等があるので、この額より少額だと手数料に負けてしまうため、妥当なのかなぁと思います。

 また掛け金の最高値は、職業によってまちまちで

    公務員等の12,000円

から

    自営業等の68,000円

となります。

 

 手数料等については、加入時に

    2,777円+α

かかり、掛け金を支払うたびに

    103円+64円+α

掛け金を支払わない月でも

    64円+α

かかります。

 『+α』としたのは、証券会社等によって独自に手数料がかかることがあるからです。

 この点は、SBI証券 等の主要なネット証券であれば、α=0円となります。

 この手数料については、受け取るときにもかかります。。。

 なかなかいやらしい(笑

 

 そして、年金ですから出せません。

 若い時から大きい金額をかければ税制優遇を多く受けられるのは、確かではありますが、出し入れが不自由なので、ここも念頭にいれ、掛け金を設定する必要があります。

 

 そして、最大のデメリットともとれるものが・・・

    特別法人税

というものです。

 1999年から凍結されているものの、いつ復活するか分からない税金です。

 僕の勝手な見通しでは、復活することはなく、消滅するのでは?と思っていますが、根拠はありません(^^;

 ちなみにこれが復活すると、積立金に1.173%(だったかな?)かかるという最凶の税金です。

 投資状況がマイナスでも税金がかかる・・・

 この税のせいで、二の足を踏んでいる方は多いのではないでしょうか。

 

 でも僕は声を大にして言いたい!

 iDeCoはやるべきです。

 例え59歳でも。

 例として一年間毎月5,000円をかけます。

 加入年数1年だと、65歳まで出せないので、あと5年間手数料を払ったとしても、手数料等は

    2,777円+167円X12カ月+64円X12カ月X5年

   =8,621円

となり、一括で受け取れば

    432円

かかります。

 つまり、手数料等は合計9,053円となります。

 シミュレーションで計算したところ、掛け金を5,000円では、

    課税所得425万円

の方で、税優遇は9,100円でしたので、ここがデッドラインってことになりますかね。

 掛け金を増やせば、プラスは増えますが。

 

 ということで、今度は59歳の自営業で最大掛け金の68,000円とした場合はいくらの年間課税所得があればいいのかを考えました。

 計算結果は

    課税所得7万円

でした。

 59歳でiDeCoを始めるのであれば、元本確保型商品を選ぶと思います。

 減るリスクはありませんから(手数料だけ)。

 それならば、奥の手が使えるのです。

 年末に1年分をまとめて支払うという。

 すると手数料は先の計算より約1,000円は減ることでしょう。

 

 あ、一つ最大のメリットをお伝えすることを忘れていました。

 iDeCoを差し押さえられることはありません。

 法律で決められているので、離婚しようが何しようが、iDeCoは自分のものです。

 離婚を考えてIDeCoを積み立てている人は、多くはないでしょうが(笑

 

 iDeCoは何歳からでもいいので、思い立ったらやるべきです。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 投資は自己責任ですが、楽しくやっていきましょう。

 では。

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