30代子育て中サラリーマンによる~積立&ほったらかし投資日記~

2017年終盤から投資と二児のパパになりました。NISAやiDeCoでの投資の記録、そして、日々の子育て等の記録を残していきます。

各種NISAについて、もう一度考えようⅠ(一般)

 ポポタです。

 

 僕がつみたてNISAではなく、一般NISAを利用しています。

 僕は投信を中心に投資をしているので、つみたてNISAを利用した方がお得です。

 ですが、一般NISAで運用中。

 この機会に再度NISAについて考えてみたいと思います。

 

 まずNISAについて、おさらいをするとNISAとは、

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です

という制度です。 引用元:NISAとは? : 金融庁

 

 これは、大きいですね。

 1万円利益が出た場合、NISAを利用していれば、1万円がそのまま手に入りますが、利用していないと約8,000円しか手に入りません。

 約2,000円も取られてしまうのです。

 利益が大きくなると、比例して税額も大きくなります。

 

 そしてNISAには

・NISA(ここでは一般NISA)

・つみたてNISA

・ジュニアNISA

があります。

 

 今回は一般NISAについて。

NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。

 そう、2014年から開始され優遇期間は5年間。

 投資可能期間は2014~2023年まで。

 2023年に購入した株等は2028年までは税制の優遇を受けられます。

 2014年から始めている人は、今年で優遇期間は終わりますが、来年のこの税制枠を使用することで、さらに5年間延長することが出来ます。

 僕は今年から始めたので、まだロールオーバーは関係ないですね。

 このままの期間だと・・・最後の1年はロールオーバーするかどうか悩むわけですねぇ。

 また120万円を5年間投資する・・・合計600万円を非課税枠で使用できます。

 僕の資金力じゃあ全部は使えないだろうな~(笑

 

 一般NISAで勘違いしやすいことがあります。

 (実際に最初僕は勘違いしていました。。。)

 それは優遇期間が5年間だからといって、

5年間は持ち続けなければいけない

わけでもありませんし、

5年以内に売却しないと税制の優遇は受けられない

わけでもありません

 極端な話、今日購入して、明日売却してもいいですし、また購入した商品を60年所有し続けても問題はありません。

 ただし、税制の優遇期間は最大で5年間というだけです。

 でも、売却した利益にかかる税金を控除してもらえないのでは??という疑問はあります。

 これについては、購入した株等が5年後に値上がりして利益が出た場合、いったん売却して売却と同株等を同額で購入するという形になるから、問題なく恩恵を受けられます。

 例えば1万円で購入した株が、5年後に2万円になった場合、売却すれば1万円の利益で終了。

 所有を続ければ、2万円で再スタート。

 もしさらに値上がりすれば、2万円を超えた分が課税対象の利益となります。

 値下がりしても、1万5千円で売却しても、マイナス5000円となりますが、損益計算で使えます。

 実質5,000円のプラスなのに。

 

 実際に一般NISAを使ってみて、オススメの購入商品は

・つみたてNISAでは購入できない商品を購入する。

・株式を購入する場合、高配当の株式を購入する。

 (5年以内の成長を信じての購入という方は別です)

となります。

 NISAでは、配当金も非課税になります。(設定を間違えると課税対象(^^;)

 5年間で成長するのを狙う!といっても、恩恵は少ないものがほとんどです。

 でも、高配当の株式だと、配当金が全額そのまま手に入ります♪

 高配当で、さらに最近下落してチャンスになっているJT(2914)を例に挙げると・・・

   JTは150円の配当があります(昨年度)

   仮定として、毎年この配当が出るとします。

   1単元は100株なので、あなたは100株所有しています。

   税率は約20%で計算します。端数が面倒なので(笑

   5年間所有した場合は

・NISA口座の場合

 150円✖100株=1万5千円(1年間)

 1万5千円✖5年=7万5千円

・NISA口座以外の場合

 150円✖(100%-20%)✖100株=1万2千円(1年間)

 1万2千円✖5年=6万円

と、1万5千円も差が付きます。

 1万5千円・・・1年分の配当を1回多くもらえるって考えるとお得ですね(笑

 また配当利率で考えると、11月7日現在JTは2,801円なので

・NISA口座の場合

  約5.36%

・NISA口座以外の場合

  約4.28%

となります。

 こんな定期預金の商品が並んでいたら、「どっちにする?」って悩む必要もないですよね。

 今すぐNISAです(笑

 

 そこに5年間で成長した分の利益がプラスされるので、さらにお得。

 成長せず衰退していくのが目に見えている会社は誰も買わないと思います。

 成長の度合いはどうであれ、成長する会社、つまり未来のある会社に投資するわけです。

 5年間でどれだけ成長するか想像するのも楽しいですね。

 

 一般NISAのメリット

・税制の優遇が1年間で120万円まで投資した分まで受けられ、5年間継続できる。

・5年間投資続けると、投資額が最大で600万円まで、税制の優遇措置を受けられる。

・配当金も非課税。

・投信だけでなく、国内上場株式、ETFREIT等が対象

 

 ただし、注意すべき点もあります。

 一般NISAのデメリット

損益勘定が出来ないこと

・スイッチングが出来ない(非課税枠が残っていれば可能)

・5年間は成長を見守るには短い

・5年間で600万円の非課税枠は使いきれない(あくまで僕にはですが(笑)

・5年間で600万円の非課税枠だが、あくまで1年間で120万円まで。

・5年後、値下がりしていたとき、無駄に税金を支払うことになる

 

 損益勘定ができません。

 株式の売買している人はやっているみたいですね。

 僕はまだやったことないですが、サラリーマンは20万円まで確定申告不要。

 ですので、プラス25万の株を売るついでに、マイナス5万円の株を売ってしまえば、確定申告不要って認識です。

 (間違っていたら、教えてください。)

 

 スイッチングはあくまで株式等の売買ですから、1年間では120万円以内でやるしかないということです。

 臨時収入が入ったから、昨年利用しなかった非課税枠を使おうっていうこともできません。

 毎年120万円使いきって5年間で600万円・・・厳しいです(TT)

 

 その中で、一番重要なのは値下がり時に無駄な税金を払うこと。

 1万円で購入した株が5年後に5千円になってしまいました。

 NISAが終わってから1年後に1万円に戻ったので、売りました。

 しかし、このとき、NISA終了時に5,000円からプラス5,000円の1万円なので、利益は5,000円という解釈になります。

 だから、税金が約20%かかり、実際には9,000円しか戻ってこないのです。

 

 このNISAには、メリット・デメリットがありますので、それらを考え、しっかり投資していきましょう。

 ちなみに僕は一般NISAを使用しています。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 投資は自己責任ですが、楽しくやっていきましょう。

 では。

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